スズメの雛がピンチ?

By | 2016年6月17日

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子供たちから、外で鬼ごっこをしよう!と誘われ、家から出てみたのですがなにやら見慣れない小さくて黒っぽい物体が・・・!!

羽が生えそろわないスズメの雛が地面に落ちている!

近寄ると口を大きく開けて威嚇しているような。ケガは無いようです。

こいういった場合は、親鳥が来るのを待つのがベストですがさっぱり現れず。

よって子供たちと一緒に応急措置。

スポーツドリンクを薄めて飲ませてあげたり、ゆで卵の白身を潰してハチミツを混ぜたものをあげたり。

体温を下げないようにしてとにかく口を開いて食べてくれたのでひと安心。

 

本来、野生の鳥は飼ってはいけないとか、保護ならいいとか色々な見方があるようで。

理屈はわかるけど、家の周りは「ネコ」や「ヘビ」「カラス」やらが生息しているので危険と判断して保護。

 

さて、今度は自然に返せるかどうか。

ヒナが落ちていた場所に親鳥の姿はなく、また保護したヒナを置いておいても姿を見せません。

小屋の2階に「巣」らしきものがあるのですが、雛を手にして返せる隙間は無いし、ハシゴで上がるのも私が危険。

1週間ほど餌を与えたりしていたのですが、今度は飛べるようになり家の中をグルグル。

 

ある晴れた朝、外でスズメの鳴き声が多く聞こえたのを機に家族全員でこの雛も外へ放してあげました。

すると元気よく、ヘタクソではありましたが飛び立っていきました。

 

学校帰りの息子が外で何やらやっていました。雛が飛び立ってさみしいのか、残っていた餌を手に「外の鳥にあげていい?」と聞いてきました。

カミさん曰く、息子は泣いていたそうな。

 

夕方、私は農作業に行くので作業服に着替え、出かけようとすると私のそばを低空飛行で通り過ぎるスズメの姿が・・・。

家族を呼んで、みんなで外で見ていると羽をプルプル震わせて私たちを見ていました。

餌を手に雛を呼ぶと、カミさんの肩に止まり「チュンチュン」。

さて、これからどうやって自然に返そうか。

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