ログハウスの種類は大きく分けて3パターン
私の知る限りでは、以前ログキャビンと呼ばれていたような・・・ ログハウスってなに?と聞かれると丸太を横に組んだ家と答えてしまいますが、実際には姿形が異なり、ログハウスの種類もさまざまです。
歴史からみると北欧から始まって、北米などの寒い地域に広まり、現在もフィンランドやカナダで盛んに建てられ、何百年経過しても現役で使われているものがあるくらい。
日本でも約1300年前に建てられた東大寺の正倉院がログハウスに例えられ、その耐久性も認められています。
ログハウスメーカーさんも『100年もちます!』って言ってましたが・・・メンテナンスが絶対必要条件です。
【ハンドカットログハウス】
丸太を機械による製材をしないで丸太の皮むき(ピーリング)をして、ログビルダーがチェンソーで一本一本ノッチを刻み積み上げていくログハウスの原点とされています。
ログの太さや表面が一本一本違うので迫力ある外観と圧倒的な存在感があって見とれてします。
手作りの温かさも伝わってくるようなハンドカットログハウスは、ノッチの種類によっても印象が大きく変わってきます。
【マシンカットログハウス】
名前のとおり、丸太をマシンで成型してから作るログハウスです。
ハンドカットのように内壁に大きく凹凸が出ることがないので、すっきりとしたスペースが確保できます。
寸法どおりにカットされ、組み上げるための切り込み部の加工までしてあるのでセルフビルドにも対応しやすいと言えるでしょう。
【ポストアンドビーム】
柱(ポスト)と梁(ビーム)という意味で、日本古来の建築方法の『在来工法』といわれるものと同じ。
違うのは柱や梁を丸太で作っていること。壁材が自由に選択出来るため自由度が高い。